第10話
「女の勇者はこわいです」
エルチはビッグマンとの戦いに備えて、新たにブレーカーを雇った。だが、その中にはギャブレットの手下ショッターが紛れ込んでいた。アイアンギアーのブリッジはショッターたちに占領されてしまう。ジロンとチル、踊り子、そして助け出されたエルチたちは銃火をくぐり抜けて、ブルーストーンを保管する金庫部屋に立てこもる。
パープルベアーからアイアンギアーに乗り込んだギャブレットとティンプは、捕虜と交換にエルチたちを捕まえようとする。だが、捕虜ひとりにつき1ギニオンスのブルーストーンなら交換するとの返事を聞き、ショッターは欲に目がくらんでしまう。本来の雇い主を裏切り、ギャブレットともども人質をジロンたちに引き渡してしまうショッター。
ティンプの合図でビッグマンが迫り、ブレーカーたちの脱出がはじまるさなか、ギャブレットはジロンたちのスキをついて逃げ出した。だが、ティンプはすでにギャブレットを見捨てていた。ビッグマンは総攻撃を開始。カーゴ一家も全力で反撃する。そんな戦いの中、ギャブレットは無念の最期を遂げるのだった。