第14話
「ティンプ、悪あがき」
光の昇天が、自分のために打ち上げられたと信じ、感激するエルチ。彼女を無事アイアンギアーに連れ戻したジロンは、ティンプがイノセントに雇われた仕掛け人であると確信する。
パトロールと称してザブングルをフル装備させ、ティンプのいる聖域へとひとり向かうジロン。一級司政官のビエルは、ティンプにジロンの始末を命令する。
原生林でジロンを迎え撃つティンプだが、ジロンのしぶとさを前に水中観測用のパイプからドームの居住区へと逃げ込んでいく。ジロンの猛攻に狼狽するティンプとドワスは、ビエルに援軍を要請。
一方、ジロンがひとりでドームへ向かったことを知ったエルチは、アイアンギアーを聖域へと向かわせる。
ティンプを追い続けるジロンは、パトロール隊のホバーへリを奪うと、ついにティンプを機銃掃射で捉えた。ティンプの死んだふりにも気づかず、仇を討ったと感激するジロン。その後、戦いを生むイノセントが憎いとドームの動力炉を破壊して、ジロンは脱出する。その混乱に紛れ、ティンプも姿を消していく。アイアンギアーに戻ったジロンは、目的を果たした安堵からか高熱を発して倒れてしまう。